自社ローンの支払い回数は最大84回？全国納車に対応はしてる？

自社ローンは通常のローン審査に通らなかった人でも借りられる新しいローンシステムとして、多くの人から利用されています。

今現在の支払い能力に問題がなくても、過去の金融事故や勤務形態、勤続年数などで銀行からお金を借りられない、と困っている人は意外と多いです。

自社ローンはいわば、そんな人たちの救世主！

自社ローンが一般的になったのはここ数年ですが、年々需要が高まっていることもあり、サービス内容も日々変化してきています。

これまでは自社ローンといえば「支払回数の制限が厳しい」というイメージでしたが、最近では長期の支払いに対応している販売店も多いです。

そこで今回は、

といった、自社ローンの支払い回数に関する疑問にお答えします！

自社ローンでの支払い回数は？

自社ローンは中古車販売店が独自に審査基準や利用のルールを決めているため、支払い回数も販売店によって異なります。

例えば支払い回数が24回まで（2年間）の場合、月々の支払い額を考えるとあまり高い中古車は選べません。

しかし支払い額が安い分、審査に通りやすい、保証人不要といった条件面でのメリットも。

一方で支払い回数が60回まで（5年間）の場合、月々の支払い額を抑えながら、値段の高い中古車でも買えるようになります。

例えば月3万円の支払いであれば総額は180万になるので、新車や中古の高級車も！しかしその分審査が厳しかったり、保証会社が必要な場合もあるなどのデメリットもあります。

現在多くの中古車販売店が自社ローンに対応していますが、支払い回数は24回～36回払いまでとしているところが多いです。

また大手中古車販売店では最大60回までというところもあり、さらに全国に対応しているので、遠方からでも利用しやすく人気を集めています。

＞＞＞自社ローンの支払い回数シミュレーション！最大何回払い？限度額は？

自社ローンの支払いの最大回数は96回！

全国の自社ローン対応店を調べたところ、支払い回数は最大で96回でした。（2021年7月現在）

96回の支払いに対応しているのは千葉県にあるサンキョウ ディスカウント館という中古車販売店です。

サンキョウ　ディスカウント館では来店不要での即日審査が可能で、最大96回までの分割払いに対応しています。

コンパクトカーやハイブリットカーなど比較的安価な中古車が多く、さらに頭金は1万円でOK！長期支払いもできるので、なるべく現金を手元に残しておきたい、という方におすすめです。

最大84回、全国納車OKの販売店も！

次いで支払い回数が多かったのは、最大で84回まで対応している中古車販売店です。84回までOKというところは全国にいくつかありますが、その中でも全国納車にも対応しているのはＴｈｒｅｅ　ＣＲＯＳＳ　岡山店です。

Ｔｈｒｅｅ　ＣＲＯＳＳ　岡山店は最大84回という長期の分割払いに対応している他にも、全国納車OK、頭金不要、保証人不要、納車後の1年保証などサービスが充実しているのが特徴です。

また自社ローンに力を入れているということもあり、過去に自己破産や任意整理を経験した方との取引実績も多数！

他社の自社ローン審査に落ちてしまったという方でも、相談してみる価値ありです◎

支払い回数の交渉はできる？

自社ローンの支払い回数に関して、気になるのが交渉はできるのかどうかという点ですよね。

近年では上で紹介したような、長期の支払いに対応している中古車販売店も増えてきましたが、それでもオートローンに比べると短い期間で支払いを済ませなければなりません。

また全ての人が「最大の支払い回数」で審査が通るわけではなく、収入や購入する中古車によって販売店が独自に判断します。

もし提示された支払い回数が自分の希望と合わなかった場合、交渉は可能なのでしょうか？

結論から言えば、交渉は可能です。

販売店にとっては中古車の車両代金をしっかりと支払ってもらえればいいわけですから、なぜ支払い回数を多くしたいのか理由をはっきりと伝えれば、希望を聞いてくれる可能性はあります。

ただ、例えば高齢であったり、保証人なしで自社ローンを利用する場合などは交渉を受け付けてもらえない可能性が高いです。

また在庫が常時数台といったような規模の小さい中古車販売店だと、在庫を補充するためにも早く支払いを済ませてほしいはずなので、交渉は厳しいかもしれません。

自社ローンの取引実績が多く、かつ在庫をたくさん抱えている大型店の方が、交渉を受け入れてもらえる可能性が高いです。もしだめでも審査に影響することはないので、気になる場合はチャレンジしてみてください！

月々の支払額はどれくらいがベスト？

よく家賃は月収の1/3程度が目安と言いますが、車をローンで購入する場合、月々の支払いはどのくらいがベストなのでしょうか？

もちろん家賃やその他のローンなど固定費によって変わりますが、目安としては月収の20％～25％ほどがいいと言われています。

月収に対する返済額を返済負担率と言いますが、返済負担率が25％を超えると通常のオートローンでも審査に通らないことがあります。

しかし自社ローンの場合、万が一返済が滞ってしまうと車両の返還などペナルティがあるため、負担にならずに月々に支払える金額に設定しておかなければなりません。

大切なのは「月収に対して」ではなく、「月の貯金額に対して」で考えることです。

例えば月の貯金額が3万円であれば返済額を1万円程度に、10万円であれば3万円程度にするなど、無理なく支払える金額で自社ローンを利用するようにしましょう。