自社ローンとカーリースの違いを徹底比較!お得なのはどっち!?

自社ローンはここ数年のうちに注目されるようになった、ローンブラックでも車を買えるというのが魅力の新しいサービスですが、同じくカーリースというサービスも近年注目されています。

カーリースは従来よりもお得に新車に乗れるというのが魅力で、ローンを組むことがないため、よく自社ローンとどちらがいいのか比較されたりもします。

自社ローンとカーリースはどちらも年々利用者が増えている人気のサービスですが、サービスの内容が異なるため、どちらがお得かは利用者のカーライフによりけりです。

ここでは、自社ローンとカーリースそれぞれのサービスの内容を比較するとともに、どんな人に合ったサービスなのかをご紹介します!

自社ローンとは


自社ローンとは、従来のカーローンのように金融機関からお金を借りるのではなく、中古車販売店からお金を借りて月々返済していくというものです。

金融機関を利用しないため、ローンの審査に必要なのは収入の証明のみ。

過去に自己破産や債務整理・支払いの遅延などにより信用情報の名前が載ってしまっている、いわゆる「ローンブラック」の人でも利用することができるのが魅力です。

また勤続年数が短い、非正規雇用、年金収入などの理由で金融機関のローン審査に通らないという人でも利用可能です。

これまでにローンが通らないという理由で車の購入を諦めていた人に向けた、新しいローン形態のサービスです。

自社ローンのメリット

自社ローンの最大のメリットは「誰でも利用できる」という点ですが、その他のメリットとしては金利がかからないためお得に利用できること、ローンの支払いさえしっかり行えば、従来のように車を購入するのと変わりないこと、などが挙げられます。

まず自社ローンは金融機関を介していないため、金利0%で利用することができます。

通常のカーローンではだいたい3%前後の金利がかかりますが、自社ローンの場合は借りる金額をそのまま返済回数で割るだけなので、金利分お得に、しかも月々の返済額が分かりやすいといったメリットがあります。

また自社ローンはお金を借りる先が金融機関か中古車販売店かが異なるだけで、ローンの返済後には車は自分の名義になりますし、車の装飾などのカスタマイズも自由です。

購入しても色々な制限があるのでは?と思われがちですが、ローンの返済をしっかり行っていれば購入後の制限は特にないのもメリットのひとつです。

自社ローンのデメリット

自社ローンのデメリットとしては、ローンの支払い回数の上限や選べる車種が販売店によって異なることや、万が一ローンの支払いが滞った際にはペナルティがあることが挙げられます。

支払い回数はだいたい24~36回としている販売店が多く、従来のカーローンのように長期の支払いに対応している販売店は多くありません。また自社ローンを新車で利用できるケースも少なく、たいていの場合は国産の中古車に限られます。

そのため必ずしも希望の車を買えるわけはないのがデメリットのひとつです。

また万が一支払いが滞った場合、車両を引き上げられてしまう可能性があります。そうなると車を手放すことになるため、ローンの返済が終わるまで安心はできません。

>>>驚愕!知って得する自社ローンのメリット・デメリットとは?

カーリースとは


カーリースとはその名の通り、車を購入するのではなくリースできるサービスです。

新しく車を購入する場合、頭金を用意し残りをローンで支払うのが一般的ですが、カーリースは月々決まった金額で車をリースすることができ、リース期間中は自由に使用することができます。

カーリースはあらかじめ残価設定(リース修了時の車両の価値・価格)がされており、その金額分お得に車を利用することができるのが魅力です。一定期間だけ車を所有したい、お得に車に乗りたいといった人に向けたサービスであり、単身赴任者や若い世代に人気です。

カーリースのメリット

カーリースの最大のメリットは、新車にお得に乗れるという点です。

既述の通りカーリースは残価設定の金額分安く新車を手に入れることができ、さらに新車購入時にかかる税金などの諸経費、車検時の自動車税などもリース金額に含まれます。

またリース会社にもよりますが、オイル・エレメント交換などの定期メンテナンス費も月額に含まれていることもあり、初期費用や大きな出費がなく定額で乗り続けられるのが魅力です。

カーリースのデメリット

カーリースのデメリットは、あくまでリースのため車の所有者が自分ではないこと、リース契約終了後には返却しなければならないこと、走行距離に制限があることなどが挙げられます。

一定期間だけ車を所有したいという場合や、いろんな車に乗り替えたいという場合にはカーリースはおすすめですが、自分所有の車ではないのでお金を払っても手元には残りません。

また契約時にリース期間を決めなくてはならず、途中での解約や短期間での延長などは原則できません。リース会社によっては契約終了時に買取も可能ですが、その場合はまとまったお金が必要となります。

さらにリースの条件として月間の走行距離に制限が設けられているため、制限を超えないように調整しながら利用しなければなりません。

自社ローンとカーリースどっちがお得?


自社ローンとカーリースはそれぞれにメリット・デメリットがあるため、自身に合ったサービスを利用することが大切です。

安定した収入があるにも関わらず、信用情報や雇用のせいでカーローンに通らないという場合や、手頃な中古車でいいので長く自由に乗りたいという場合には自社ローンがおすすめです。

自社ローンを取扱っている中古車販売店のなかには、頭金なしで購入できるところや、車検費用も自社ローンに組み込めるところなどもあります。

初期費用を抑え、さらに大きな出費も抑えつつ中古車を購入できることもあるので、気になる中古車がある場合には販売店に問い合わせてみるといいでしょう。

対して、お得に新車に乗りたい、頻繁に車を使うわけではないため購入を迷っているという場合にはカーリースがおすすめです。

自社ローンもカーリースも、取扱店や利用者が年々増えている注目のサービスなので、これまでなかなか車の購入ができなかったという方は是非利用してみてください!